こんにちは🌼
立川駅前こばやし内科・胃と大腸内視鏡クリニックです🏥✨
「胃カメラって痛くて苦しそうで何だか怖い…🌀」
「検査するよう勧められたが、時間も費用もかかりそうで面倒だな…💧」
このような胃カメラ検査に対する不安の声は多く、実際に当院でも検査を受ける前は不安な思いをされている方が多数です。
「もっと楽に検査したい!」
「まだ日常生活は送れているし、胃カメラ検査は早いかな…」
「そもそも受ける時間なんてない!⏰」
「職場の健康診断で一応バリウム検査しているし…」
こうして、体調に異常が生じても胃カメラ検査のハードルが高く受けられない状態が続きますと、どんどん症状が悪化してしまい、より苦しい治療を受けなければならない、なんてことにもなりかねません💦
また、胃カメラ検査より不安や負担なく受けられる「バリウム検査」は何がダメなの?と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか?💁♀️
本日は、胃カメラ検査の不安や疑問を一緒に解消していき、ご自身の健康を守りましょう!💪
不快感を完全になくすことは難しいかもしれませんが、検査を受けることには大変多くのメリットがあり、健康を守るために非常に有効です💡
👆胃カメラ検査(胃内視鏡検査)について知ろう!
1. 胃カメラ検査とは?
カメラ付きの細いスコープを口や鼻から体内へ入れて、胃や食道、十二指腸の粘膜の内部を観察するため検査です。
「胃の病気の診断や早期発見に重要」で、検査中に異常が見つかった場合は、その部分の組織を採取して詳しく調べることができます。そのため、多くの疾患の確定診断を下したり、ピロリ菌に感染しているかを確認したりすることも可能です。
≪検査全体の流れと目安時間≫
・準備(問診・麻酔): 約10~15分
・検査本体: 約5~10分
・検査後の休憩・説明: 約10~30分(麻酔(鎮静剤)を使用した場合はさらに長くなる場合あり)
胃カメラ検査のための滞在時間は、麻酔(鎮静剤)を使用しない場合は30~60分程度、鎮静剤を使用する場合は1~2時間程度を見込むとよいです。
2.胃カメラ検査の目的は?受けるべき理由とは?
❶早期発見・早期治療が可能
✅胃がんや食道がんなど、早期の段階では症状が出にくい病気を発見できます。
✅早期に発見すれば治療の成功率が高まり、体への負担も軽減できます。
❷正確な診断ができる
✅胃カメラは、胃や食道の状態を直接観察できるため、X線や血液検査ではわからない詳細な異常を確認できます。
✅胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎などの確認ができます。
❸症状の原因を突き止められる
✅胃痛、胸焼け、吐き気などの原因がわからない場合、胃カメラで診断し、適切な治療が可能になります。
❹ピロリ菌感染の確認ができる
✅ピロリ菌が原因の胃炎や胃がんリスクを減らすための治療に繋げられます。
3.胃カメラ検査をした方がよい人とは?どんな症状があると検査が必要なの?
✅今まで一度も胃カメラ検査を受けたことがない、40歳以上の方
✅飲酒・喫煙習慣がある
✅ピロリ菌に感染している血縁者がいる
✅胃がんになったことがある血縁者がいる
✅胃が痛い、むかむかするなど症状がある
✅便の色がおかしい(黒色便・タール便など)
✅貧血がある
【POINT✍】
はっきりした症状がなくても40歳を超えたら胃カメラ検査を!
胃がんの発症リスクは40歳を超えると上昇しはじめます。
特に症状や違和感がなくても40歳を超えたら胃カメラ検査を受けるようお勧めします。
4.胃カメラ検査で発見できる疾患
✅胃炎
✅胃ポリープ
✅十二指腸ポリープ
✅胃潰瘍
✅十二指腸潰瘍
✅食道裂孔ヘルニア
✅胃がん
✅食道がん
✅十二指腸がん
✅ピロリ菌感染
✅胃アニサキス症 など
👆バリウム検査(上部消化管造影検査)について知ろう!
1.バリウム検査とは?
バリウム検査は、胃や食道の形状や異常を確認するために行われるX線検査の一種です。
検査の直前に発泡剤(発泡性の薬剤)を飲み、発泡剤の後、白い粉末状または液体状のバリウムを飲みます。
バリウムは造影剤として働き、X線画像で胃や腸の形状を明確に映し出します。
≪検査全体の流れと目安時間≫
・準備(着替え・説明): 約5~10分
・検査本体(発泡剤・バリウム摂取、X線撮影): 約15~20分
・検査後の指導: 約5~10分(排泄促進のための水分摂取や下剤の説明など)
滞在時間は約1時間程度を見込むとよいです。
2.バリウム検査の目的
❶胃や食道の形状異常(潰瘍、ポリープ、腫瘍など)の発見
❷食道や胃の運動機能の評価
❸胃がんのスクリーニング(ただし精密検査には胃カメラが必要)
バリウム検査は比較的短時間で終わる安全な検査ですが、胃カメラに比べると詳細な診断には限界があります。
👆胃カメラ検査とバリウム検査の違いを理解しよう!
1. なぜバリウム検査だけではダメなの?
毎年バリウム検査を受ける方は多いと思いますが、バリウム検査を受けているからと問題ないと安心していませんか?実はバリウム検査では、早期胃がんを見つけることはなかなか難しいのが現状です。
❶精度の違い
バリウム検査は、X線を使って胃や食道の形状を確認する検査です。しかし、この方法では胃の粘膜の微細な変化や小さな病変を発見するのが難しい場合があります。一方、胃カメラでは直接胃の内部を観察するため、ポリープや初期の胃がん、炎症などの細かい異常を正確に診断できます。
❷病変の性質を調べられるかどうか
バリウム検査は病変の「有無」は確認できますが、その「性質」を詳しく調べることはできません。一方、胃カメラでは疑わしい部分から直接組織を採取(生検)することが可能で、がんの有無や炎症の種類などを確定診断できます。
❸早期発見の限界
初期の胃がんや微細な潰瘍はバリウム検査では見逃される可能性があります。胃カメラは小さな病変も発見しやすく、治療が必要な場合には早期対応が可能になります。特に日本では胃がんの発生率が比較的高いため、早期発見の重要性が強調されています。
❹バリウム検査は治療と検査が同時に行えない
胃カメラでは、アニサキス等異物の除去や出血している部分の止血など、軽微な治療を検査中に行うことが可能です。バリウム検査では治療は行えず、別途胃カメラを受ける必要が出てきてしまい、費用や時間もかかり二度手間となってしまいます。
❺放射線被曝の有無
バリウム検査ではX線を使用するため、わずかですが放射線被曝があります。一方、胃カメラは放射線を使用しないため、安心して検査を受けて頂けます。
2.実はバリウム検査が普及しているのは日本だけ?
バリウム検査は、日本では一般的に健康診断の一環として広く実施されていますが、世界的に見ると実はその利用は限られています。他国と比較すると、日本でのバリウム検査の普及率は際立っています。
≪バリウム検査を実施している国の状況≫
❶日本
・日本では、胃がんが比較的多い背景から、健康診断の一環としてバリウム検査が長年採用されてきました。特に会社や自治体が提供する健康診断で広く行われています。
・医療費抑制の観点や既存の慣習から、バリウム検査が手軽で費用対効果の高い方法とみなされてきました。
❷他国(欧米諸国など)
・欧米諸国では、バリウム検査は日本ほど一般的ではありません。主に胃や食道の構造的な異常を疑う場合に限定的に使用されます。
・欧米では、胃カメラ(内視鏡検査)が胃の診断の標準的な方法として広く採用されています。理由としては、内視鏡の精度が高く、必要に応じて治療や組織採取が可能だからです。
・健康診断で胃の検査を定期的に行う文化自体が少なく、症状が出たときに初めて検査を行うケースが多いです。
❸アジア諸国
日本の影響を受けている一部のアジア諸国(韓国や台湾など)でも、バリウム検査が行われることがありますが、胃カメラが主流になりつつあります。特に韓国では、胃がんの検診に胃カメラを使うケースが多く、バリウム検査はあまり普及していません。
❹その他の地域
多くの国では、医療リソースや検査機器の制約により、バリウム検査はあまり普及していません。また、定期的な胃の検診自体が行われていないことが多いです。
3.胃がん検診のトレンドは?
近年では、日本でもバリウム検査よりも精度の高い胃カメラを推奨する声が増えています。
特に、胃カメラが健康診断の選択肢に含まれることが一般的になりつつあります。
また、胃がんリスク(ピロリ菌感染や萎縮性胃炎の有無)に応じて検診方法を選ぶ動きも進んでいます。
👆胃カメラ検査の不安を解消するために
ここまでを振り返ると、胃カメラ検査の方が精度も高く早期発見・治療に役立ち、他国でも日本でも胃カメラ検査の普及が進んでいるのが分かりました🤔
そうと分かっても胃カメラ検査に対する不安はまだ大きいですよね…
ここからは、胃カメラ検査の不安を解消できる情報をお届けします!
1.不安を軽減するポイント・クリニック選びについて
✅鎮静剤の使用を相談する
鎮静剤を使用すれば、ほとんど眠った状態で検査を受けられるため、不安や痛みを感じにくくなります。
✅経鼻内視鏡
麻酔(鎮静剤)が苦手な場合は、経鼻法(鼻から挿入)も検討してみましょう。
通常の口からの胃カメラよりも細いスコープを鼻から挿入する方法で、嘔吐反射が軽減されます。
✅事前に医師と話す、専門医に相談する
検査の流れや不安な点を医師に相談しておくと安心感が得られます。経験豊富な医師・専門医に相談することで、検査への抵抗感を減らすことができます。
✅深呼吸を心がける
緊張を和らげるため、検査中はゆっくりと深い呼吸を続けるとリラックスできます。
2.検査を受けた人の声 ~実際に当院への口コミ~
多くの方が、「思っていたより楽だった」「検査後の安心感が大きかった」と感じています。
また、胃の健康状態を確認できたことで、心の負担が軽くなったという感想もあります。
実際に当院に届いた患者さまのコメントをご紹介いたします!💁♀️
不安な気持ちではなく、少しでも安心して検査を受けられるようお役に立てますと大変うれしいです😊
(口コミ内容を一部抜粋して掲載しています)
👨「やや緊張はあったのですが、麻酔のお陰でいつの間にか検査が終わっているような感覚でした。 結果の説明も親切丁寧に行って頂き安心致しました。」
👩「わたしは40代からの予防検診という感じで通いましたが、初めての経験でもわかりやすかったです。友人にも勧めてみます。」
👩「私は不安障害寄与歴を持ち極度の嘔吐恐怖症。肝心の胃内視鏡当日ともなると不安で不安で、頓服薬服用してしまったぐらい緊張してました。診察室が暗くなり目を開けていたんですが、気づいたらストレッチャーの上で処置後でした。先生も穏やかでしっかり話を向き合ってくれて、今後の方針などなど安心する先生はそこまで、居ないと思います。看護師さんも明るく元気づけてくれたり、感謝感謝です。受付の方ももちろん何も言う事ありません。」
👨「寝てたら胃カメラ終わりました。終始快適でした」
👩「初めて内視鏡検査をしましたが、痛みもなくうとうとしている間に検査が終わってました。」
👩「行くまでに、今まで苦しかった胃カメラのイメージがあり、不安でしたが、本当に寝てる間に終わり、え?終わったの?いつの間に?って感じで本当に楽でした。ここなら、毎年胃カメラ受けても安心です。結果も心配なことがなく、ずっと逃げてた胃カメラでしたがこれからは日常に悩みなく過ごせそうです。また来年受けます。」
👆まとめ
当院で胃カメラ検査を受けられた方々からも、こんなにもたくさんの方が前向きなコメントをくださりました!
何より胃カメラ検査をまた受けても良いと、毎年の定期健診のように検査してくださり、胃カメラの検査への不安やハードルが下がったことが大変うれしいです☺
胃カメラ検査の不安や苦痛を和らげるために対策できることはたくさんあります。
当院でも、一人一人の患者さまが安心して検査を受けられるよう、経験豊富な内視鏡専門医のみが担当し、麻酔(鎮静剤)を使用して楽に行えるよう取り組んでおります。
ご自身の健康と大切な方のため、ぜひ胃カメラを選択肢に増やしていただけたら嬉しいです。
お困りごとやご相談ございましたら、お気軽に当院までお電話ください🍀