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冬に増える胃腸炎…予防のポイントと対処法は?💡


こんにちは☀️
立川駅前こばやし内科・胃と大腸内視鏡クリニックです🏥✨

本日は、この時期感染が増加する「胃腸炎」についてです🦠
全国的に寒い日が続くこの季節は、胃腸炎にかかる人が急増します!

特にノロウイルスやロタウイルスによる感染性胃腸炎は、学校や職場などで集団感染を引き起こすことも…😱
胃腸炎は、適切に予防をし、症状が出た場合は早めに対処することがとても大切です。

今回は、この時期増加する胃腸炎の特徴と、予防・対処法をわかりやすく解説いたします☝🏼

❶胃腸炎とは?寒い季節に多い理由
胃腸炎は、ウイルスや細菌が胃や腸に感染をし、炎症を引き起こす病気です。

特に寒い季節に増える理由は次の通りです。
 ・低温でウイルスが活発になりやすい
 ・室内で過ごす時間が増え、人との接触が増加する
 ・乾燥によりウイルスが長時間空気中で生存する

特に冬に多い原因は、以下のウイルスです。
 ・ノロウイルス:感染力が非常に強く、わずかな量でも発症する
 ・ロタウイルス:主に乳幼児に多い

❷胃腸炎の主な症状
胃腸炎の症状は感染後1~2日で現れることが非常に多いとされています。
 ・嘔吐:突然起こることが多い
 ・下痢:水のような便が出ることが特徴
 ・腹痛:お腹の張りや痛みを伴う
 ・発熱:軽度から中程度の熱が出る場合も

症状が激しい場合や長引く場合は、脱水症状に要注意が必要です⚠️

❸胃腸炎の予防のポイント
胃腸炎を予防するためには、日常生活での感染対策が非常に重要です!

(1)こまめな手洗いを徹底する
  ・トイレの後や食事の前に、石鹸を使って30秒以上よく手を洗いましょう🤲🏻
  ・特に爪の間や指先もしっかり洗うことがポイントです

(2)食品を適切に扱う
 ・生ものや調理器具の衛生管理を徹底する🥣
 ・ノロウイルスは85℃以上で1分以上加熱することで死滅します

(3)消毒を行う
 ・ウイルスに有効な次亜塩素酸ナトリウム(台所用漂白剤など)で消毒をする
 ・アルコール消毒はノロウイルスに対しては効果が低い場合があるので要注意

(4)体調管理を心掛ける
 ・規則正しい生活と十分な睡眠を取り、免疫力を高める
 ・栄養バランスの良い食事を心掛ける🥦

❹胃腸炎になった場合の対処法
✅水分補給を最優先に
 ・嘔吐や下痢で失った水分を補うため、こまめに水分を摂取する
 ・経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです

✅無理に食べない
 ・症状が強いときは、無理に食事を摂る必要はありません
 ・症状が落ち着いてきたら、おかゆやスープなど消化に良いものから始めましょう

✅市販薬を使う場合は要注意
 ・下痢止めは症状を悪化させる場合があるため、自己判断で使用せず、医師に相談することが大切です

✅医療機関を受診するタイミング
 ・嘔吐や下痢が続き、脱水症状が疑われるとき(口の渇き、尿の減少など)
 ・高熱が続く場合や血便症状がある場合

❺当院でのサポート
当院では、胃腸炎の診断や治療、処方などを行っております!

寒い季節に多い胃腸炎は、正しい予防と早めの対処で症状を軽くすることが可能です💡
特に、手洗いや食品の管理を徹底することで、家族全員の健康を守ることができます!
もし症状が続く場合や脱水が疑われる場合は、早めに医師にご相談ください。

胃腸の不調でお悩みの際はお気軽にご相談くださいませ💁‍♀️

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